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株式会社日立システムズ

奈良県宇陀市様

電子自治体ソリューション「e-ADWORLD2/SaaS」

お知らせ

2013年11月、日立グループが開発・販売している自治体向けシス テムのブランド統合に伴い、「電子自治体ソリューション e-ADWORLD2(イーアドワールド ツー)」は、「日立 自治体ソリューション ADWORLD(アドワールド)」に統合いたしまし た。
※本事例に記載の商品情報は初掲載時のものです。

ノンカスタマイズの方針で単独利用型の自治体クラウドを実現!

写真:奈良県宇陀市様

お客さまの声

短期間で基幹業務のクラウド化を実現し、5年で約27%の経費削減は、市にとって大きな成果でした。

導入前の課題
導入後の効果
住民基本台帳法改正対応を翌年に控え、業者決定から導入まで非常に期間が短い中で、システム再構築を行う必要があった。
ノンカスタマイズとすることにより、短期間で基幹業務システムの自治体クラウド化を実現できた。
新システム導入および住民基本台帳法改正への対応には、多額の経費が予想された。
自治体クラウドの採用により、初期導入費用に住民基本台帳法改正対応を加えても、5年間で約27%の経費削減が実現できた。
自庁導入のため、サーバーの維持・管理に多くの経費と時間、専門知識を要していた。
自治体クラウドの採用により、サーバー運用管理業務から解放され、職員の作業負担を軽減できた。

奈良県の北東部に位置する宇陀市様は、平成18年1月1日に大宇陀町、菟田野町、榛原町、室生村の4町村が合併し、誕生しました。宇陀市様では、合併時に導入したサーバー機器の老朽化が進み、サポート期限が終了となる時期を迎えていたため、平成22年より新システム導入の検討を開始されました。

当時、全39団体中18団体が人口1万人未満と小規模団体が多い奈良県では、県主導で県内市町村基幹系業務システムのクラウド化の取り組みが進められていました。そこで、宇陀市様も自治体クラウドの共同利用を検討されました。しかし、共同化に伴う仕様の統一といった参加団体間での調整などが難しいと判断され、単独利用型の自治体クラウド採用を決断されました。

そしてプロポーザル方式により、単独利用も可能な電子自治体ソリューション「e-ADWORLD2/SaaS」が選定されました。「e-ADWORLD2/SaaS」利用までの経緯とその後の効果について宇陀市総務部秘書広報情報課の皆さまにお話を伺いました。

導入の目的

経費の削減と職員負担の軽減、短期間での導入を実現する自治体クラウドの採用

宇陀市様が抱えていた課題

  • システムの更新、および法改正に対応するためのシステムの改修に多額の経費がかかる
  • 業者決定から導入まで1年以内と期間が短い中で、自治体クラウドを実現する必要があった

クラウド化への取り組みがスタートした経緯を教えてください。

平成18年の町村合併時に導入したシステムのサーバー機器などの老朽化、およびシステムのサポート期限終了が迫っていたことから、平成22年度より検討を開始しました。さらに平成24年7月に住民基本台帳法改正への対応を控えており、このまま従来の自庁導入型で対応するには、多額の経費がかかることが予想されました。
そのため、庁内でも電算費用低減のためには、ノンカスタマイズでの自治体クラウド導入が望ましいという認識が浸透していきました。そこで経費の削減と職員負担の軽減、短期間での導入を目的とし、クラウド方式での基幹システムについての情報収集からスタートしました。

単独でクラウドを導入したのはなぜですか?

当初、共同化も選択肢の一つに挙がっていましたが、検討時期から導入までの日程や、共同化に伴う仕様の統一、それらに関わる調整などを考えると、共同化は難しいと判断しました。また、共同化でなくても、個別のカスタマイズをせずに、同一のシステムを複数の団体で利用することで「割り勘効果」が得られると判断し、単独利用型の自治体クラウドを導入することにしました。


宇陀市
総務部 秘書広報情報課
主幹 ふじ本 昌宏氏 

選定のポイント

ノンカスタマイズを実現できるパッケージソフトウェアの高機能性に期待

「e-ADWORLD2/SaaS」を選択したポイント

  • 業務プロセスの見直しができるパッケージソフトウェア
  • 法改正に迅速に対応し、質の高い行政サービスが提供できること
  • 市の基本方針である「ノンカスタマイズで導入する」ことが実現できること

「e-ADWORLD2/SaaS」を選んだ理由をお聞かせください。

「ノンカスタマイズで導入する」という市の基本方針に沿って、発注事業者の選定を行いました。コスト削減のためには、使いやすいようカスタマイズするのではなく、パッケージソフトにあわせて業務プロセスの見直しを行うことが重要です。それには機能性の高いパッケージソフトウェアの導入がカギになると考えていました。「e-ADWORLD2/SaaS」は、数多くの導入実績があり、提案価格はもちろん、低コストで法改正などに対応でき、住民サービスの向上が図れるところもポイントとなりました。

ノンカスタマイズでの導入にあたって苦労した点はありますか?

ノンカスタマイズの方針は、あらかじめ全体会議で副市長から業務担当者へ伝えました。また、業務ヒアリングや打ち合わせにおいて、カスタマイズ要望があった際は、情報担当者へ報告し、カスタマイズ項目を情報部門で取りまとめました。その後、庁内で業務担当者の理解を得られるよう、打ち合わせを行い、業務に大きな支障がでない限り、原則どおりカスタマイズは依頼しませんでした。使いやすいようにカスタマイズすることに慣れた当市にとって、最初は戸惑いや不安の声もありましたが、ほとんどのカスタマイズ項目を抑制することができました。


宇陀市
総務部 秘書広報情報課
課長補佐 はぎ岡 將氏

システム導入効果

5年で約27%経費削減!サーバー管理業務からの解放による職員負担も軽減

導入サービスの内容と効果

  • 多額の費用が必要となる住民基本台帳法改正の費用を抑えることができた
  • 毎年発生する法制度改正対応(※)に伴う、業務システムの改修の大部分を経常の利用料内で対応してもらえた
  • 自治体クラウドセンター活用により、サーバー管理業務から解放され、職員負担が軽減された

(※大規模な法制度改正対応を除く)

クラウド利用によるメリットはありますか?

クラウド導入の一番の効果は、電算費用の低減です。試算によると自庁導入型に比べて5年間で約27%の経費削減になります。ハードウェア、OS、ミドルウェアなどの入れ替えは自治体クラウドセンター側で行うため、6年目のサーバー購入費(センター側)が発生しないので、もっと大きな効果額が出ると考えられます。多額の費用がかかると思われた住民基本台帳法改正の対応も、費用を抑えて行うことができ、毎年発生する法制度改正対応(※)に伴う、業務システムの改修の大部分を経常の利用料内で対応してもらえています。また、住民基本台帳法改正のような大規模なシステム変更時にも、クラウドの割り勘効果が発揮できると期待しています。

(※大規模な法制度改正対応を除く)

次に、サーバーの管理業務からの解放です。特にサーバーの入れ替え作業からの解放がうれしいと感じています。現在のコンピューターを取り巻く環境は進歩が速く、市町村の職員では知識や技能面で進歩についていくことに無理があります。また、サーバーはハードウェアやOS、ソフトウェアがそれぞれ複雑に構成されているので、使う側がその情報を適時に捉え、先を見据えた効率的な対応をしていくことはなかなかできないと思います。

「e-ADWOLD2/SaaS」導入後、新たにクラウドへ移行したシステムはありますか?

基幹系システムの自治体クラウドへの移行が成功したことを受けて、同じ回線を利用し「健康管理システム」もクラウドによる稼働を始めました。今後もクラウド化が可能な業務については、積極的にクラウドへ移行する計画です。


宇陀市 総務部 
秘書広報情報課
松本 有子氏

システムイメージ図

今後の展望

今後、情報システムの最適化を進めていきたい

予定している今後の方針

  • 総合窓口機能を活用した住民サービスの向上
  • 情報システムを核とした業務改革の推進

将来の展望について、教えていただけますか?

基幹系システムをクラウド化できたことで、情報システムの最適化への第一歩が踏み出せたと思っています。今後は、総合窓口機能を活用して、住民サービスの向上、業務運用の効率化など、情報システムを核とした業務改革を進めていきたいですね。また、今回クラウド化できなかったシステムもクラウドに統合し、システム間の連携の強化を図っていきたいと考えています。

今後、日立システムズに、どのようなことを求めますか?

「e-ADWORLD2/SaaS」は機能が豊富なので、すべての機能を使いこなせていないのが現状です。日立システムズのSEの皆さんには、便利な機能の紹介など、引き続き、きめ細かいサポートをお願いしたいと思っています。また、現場の要望を十分くみ取っていただいて、「ノンカスタマイズで十分使える」システムに磨きをかけていただくことを期待しています。


宇陀市
総務部 秘書広報情報課
梶岡 洋平氏

お客さまの概要

奈良県宇陀市ロゴ

宇陀市役所

所在地
奈良県宇陀市榛原下井足17番地の3
URL
http://www.city.uda.nara.jp/

平成18年1月1日、大宇陀町、菟田野町、榛原町、室生村の4町村が合併して誕生した宇陀市は、人口が約3万5,000人。奈良県の北東部、大和高原と呼ばれる高原地帯に位置し、自然環境と歴史文化遺産に恵まれています。

写真:「又兵衛桜」 「又兵衛桜」は、大阪夏の陣で活躍した戦国武将「後藤又兵衛」にちなみ名づけられました。春には桜祭りが開かれ、多くの観光客で賑わいます。

写真:宇太水分(うだみくまり)神社 宇太水分(うだみくまり)神社の本殿は、連 棟社殿で中央と左右の三殿からなります。「一間社隅木入春日造り水分連結造り」で 知られる本殿は、国宝に指定されています。

写真:佛隆寺千年桜 県下最大最古の佛隆寺千年桜(樹種:モチヅキサクラ、高さ:16m、幹周り:7.5m)は、樹齢900年を越え、県の天然記念物に指定されています。

写真:室生寺 女人高野と呼ばれる室生寺(むろうじ)は、 奈良時代末に創建され、国宝の釈迦如来 立像・十一面観音像・釈迦如来坐像をはじ めとする、仏像や寺宝はどれも超一級の 文化財です。

写真:マスコットキャラクター「八っぴー(ヤッピー)」

宇陀市「記紀・万葉」マスコットキャラクターの「八っぴー(ヤッピー)」です。  
2012年は古事記が完成して、2020年は日本書紀が完成して1,300年となります。宇陀市の古事記、日本書紀、万葉集に関わるイベントや展示会をツイッター(@uda_yappy)で案内しています。

担当より一言

今後も宇陀市様の良きパートナーとして、市民サービス向上のご支援、ご提案をさせていただきます


日立システムズ
波多野 智之


日立システムズ
土井 彩可

今回、市民サービスの根幹ともいうべき、住民情報システムに電子自治体ソリューション「e-ADWORLD2/SaaS」をご採用いただけたことを大変光栄に思っております。構築にあたりまして、ノンカスタマイズでの導入、および短期間での構築を実現するための庁内調整など、多大なご協力をいただき感謝しております。

今後も宇陀市様のご意見を真摯に受け止め、良きパートナーとして、より一層の業務効率化、市民サービス向上のご支援、ご提案をさせていただきます。

今回の取材にご協力いただいたお客さま

奈良県宇陀市
総務部 秘書広報情報課 主幹 ふじ本昌宏氏
総務部 秘書広報情報課 課長補佐 はぎ岡將氏
総務部 秘書広報情報課 松本有子氏
総務部 秘書広報情報課 梶岡洋平氏
宇陀市「記紀・万葉」マスコットキャラクター 八っぴー

ご協力ありがとうございました。
2013年4月掲載
本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

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