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株式会社日立システムズ

福岡県東峰村様

電子自治体ソリューション「e-ADWORLD2/SaaS」

お知らせ

2013年11月、日立グループが開発・販売している自治体向けシステムのブランド統合に伴い、「電子自治体ソリューション e-ADWORLD2(イーアドワールドツー)」は、「日立 自治体ソリューション ADWORLD(アドワールド)」に統合いたしました。
※本事例に記載の商品情報は初掲載時のものです。

クラウド導入により、経費削減・業務効率化・災害対策を同時に実現 ~小さくてもキラリと光る村づくりに貢献 ~

写真:福岡県東峰村様

お客さまの声

システム導入経費約36%削減、 運用経費約15%削減は驚くべき数字でした。

導入前の課題
導入後の効果
システムおよびサーバーなど機器の老朽化、住民基本台帳法改正への対応が必要であり、経費や職員負担の面で不安があった。
サーバーなどの機器の購入が不要になったことで導入経費が低減し、ハードウェアのメンテナンスに関わる経費や職員の負担軽減により、運用経費も削減できた。
山間部の自治体のため、
・災害に強いシステムを構築する必要がある
・サポート時に現地訪問まで時間を要する
という2つの課題があった。
災害対策として有効なデータセンターで運用しており、システムのサポートやメンテナンスも素早く対応できるようになった。

平成17年3月、小石原村、宝珠山村の合併によって誕生した東峰村は人口約3千人。福岡県と大分県の県境にあり、緑に囲まれた自然豊かな自治体です。合併当初導入した基幹システムは老朽化し、平成24年7月施行の住民基本台帳法改正へ対応するためにも、次期システムへのバージョンアップが必要でした。しかし、サーバーなどハードウェアの購入には経費負担が大きく、財政面での懸念がありました。

また、村全体が山間部にあり、台風や洪水などの自然災害の発生リスクが比較的高いため、災害に強いシステムにすることが一つの課題となっていました。

そこで東峰村では、次期システムとして、「e-ADWORLD2/SaaS」の導入を決定。クラウドで基幹業務システムを利用した結果、システム導入経費、運用経費の大幅削減に成功するとともに、災害に強く、安心安全に運用できるシステムになりました。「e-ADWORLD2/SaaS」導入に至る経緯や効果について、東峰村副村長井上一徳氏ほかの皆さまにお話を伺いました。

導入の目的

第一に経費削減、そして災害対策と職員の負担軽減を図る

東峰村様が抱えていた課題

  • システムの導入経費、運用経費が財政を圧迫していた
  • 災害に強いシステムを構築する必要があった
  • システムのメンテナンスに関わる職員の負担が増大していた

次期システム導入前に課題となっていたことを教えてください。

合併時に導入したシステムが老朽化し、平成24年7月の住民基本台帳法改正への対応とも相まって、システムをバージョンアップする必要がありました。しかし新システムを本庁に導入するには、サーバーなどの機器購入に伴う経費が大きく、財政面を圧迫するという懸念がありました。また、東日本大震災において、庁舎が津波で流されるなどの被害を目の当たりにして、災害に強いシステムが必要という問題意識もありました。次期システムはそうした課題を解決するものであって欲しいと思っていました。

課題の中でもっとも重視した点はどこですか?

もっとも重視したのは経費削減です。東峰村は福岡県内で人口規模が一番小さい自治体のため財政基盤が弱いのです。しかし村独自の取り組みとして、地上デジタル放送への移行対応のため全世帯に光ファイバーを敷設したり、その光ファイバーを利用して東峰テレビを開局するなど、他自治体に遅れをとりたくないという思いから村の活性化へ向けた投資も積極的に行っています。厳しい財政状況の中、こうした取り組みを支え、村民へのサービス向上を図るには、できる限り不要な経費を削減する必要があります。また職員の負担軽減も重要でした。職員が少なく、一人で複数の業務を掛け持ちしているからです。次期システム導入にあたっては、こうした経費削減、負担軽減をまず考えなければなりませんでした。


東峰村
副村長 井上 一徳氏  

選定のポイント

セキュリティ対策、災害対策にも有効で、安心安全に利用できること

「e-ADWORLD2/SaaS」を選択したポイント

  • サーバーなどの機器購入が不要、運用経費削減にも効果
  • 堅ろうなデータセンターによる強固な災害対策、情報漏えい対策
  • システム入れ替えに伴った操作性の変更により、住民サービスの質を落とさない

新システム選定にあたってポイントとなったことは何ですか?

まずはサーバーなどのハードウェアの導入経費と運用経費の削減です。新しいハードウェアに入れ替えるとなると、かなりの経費がかかりますが、「e-ADWORLD2/SaaS」はクラウド方式なので機器購入が不要でした。またデータセンターで運用しているので運用経費削減も期待できます。さらに情報漏えいといったセキュリティ対策、災害対策にも有効で、安心安全に利用できるところがポイントとなりました。

その他、新システム選定でどんなことを要望されましたか?

まずは導入に際して住民サービスに影響を及ぼさないことを要望しました。これまでも「e-ADWORLD」を利用していたので、安定性や使い勝手の点など心配はしていませんでしたが、なるべくスムーズに移行でき、従来と同じ操作で使い続けられるようお願いしました。操作が変わると、慣れるまでに時間がかかるなど、住民サービスに影響するケースも考えられるからです。


東峰村
総務課
課長 泉 和隆氏

システム導入効果

導入経費約36%削減、運用経費約15%削減を実現!

導入サービスの内容と効果

  • ハードウェアに関わるコストやメンテナンスコストの削減
  • メンテナンス・サポートが向上
  • 保有する資産(村独自の光ファイバー網)の有効活用による経費節減

「e-ADWOLD2/SaaS」の導入効果は具体的にどれくらいでしたか?

一番大きかったのはハードウェア購入費が不要であったことです。これが導入経費の約36%の削減となりました。またメンテナンスやシステムサポートなど運用経費が全体で約15%の削減となりました。少ないように思えますが、村税が1億5~6千万円の自治体にとっては非常に大きく、驚くべき数字です。

これまでメンテナンス・サポートは、SE担当の方が遠方からこちらの庁舎まで来て作業していたので、一定の時間がかかっていましたが、今では遠隔でこちらの状況が把握できているので、トラブル時に一報を入れる必要がなくなり、データセンターの方ですぐ対応してくれるようになりました。これが職員の負担軽減にもつながっています。クラウドになったことで、メンテナンス性は格段に上がっています。

経費節減のために工夫した点はありますか?

庁舎とデータセンター間をネットワークでつなぐ際、メイン回線とバックアップ回線が必要なことを考えると、従来のADSL回線では回線速度に不安があり、それを専用線にすると現行の経費内に抑えることが難しい状況でした。

そこで、村独自で導入した光回線を利用し、メインに光回線、バックアップにADSL回線とすることで経費を抑えることに成功しました。東峰村が保有する資産が有効活用できることになりました。もちろんメイン回線は光なので回線状況も大幅に改善され、言うことなしの状況となりました。


東峰村
総務課
課長補佐 日野 正氏


東峰村
総務課
熊谷 英一郎氏

システムイメージ図

今後の展望

行政の効率化と改善が、サービス向上、村の活性化につながるよう努めたい

予定している今後の方針

  • 行政のさらなる効率化を推進し、住民サービス向上につなげる
  • 共通番号制をはじめとする法改正時に、クラウドならではの効果を期待したい
  • 外部ネットワークとつながっている情報系システムについても、センターで管理することを検討中

今後どのような課題に取り組んでいこうとお考えですか?

引き続き行政の効率化を図ってコストを削減し、住民サービスの向上と村の活性化につなげていければと考えています。「e-ADWORLD2/SaaS」について言えば、共通番号制をはじめとする法改正時に、クラウドならではの効果が発揮されるのではないかと期待しています。

今後、日立システムズに、どのようなことを期待されますか?

すでに外部とつながる情報系システムのクラウド化など、いくつか提案をいただいて検討中ですが、その他、防災面などさまざまな分野において、ITで対応できるところの提案に大きな期待を寄せています。今後とも行政の効率化と改善につながっていくような提案をいろいろいただければと思っています。

お客さまの概要

福岡県東峰村ロゴ

東峰村役場

所在地
福岡県朝倉郡東峰村大字宝珠山6425
URL
http://www1.vill.toho.fukuoka.jp

平成17年3月28日、旧宝珠山村と旧小石原村が合併して誕生しました。四方を山に囲まれ、豊かな清流と緑を有し、春にはシャクナゲ、ゲンカイツツジなどの花々が咲き誇り、初夏にはホタルが飛び交う自然溢れる村です。また伝統工芸である小石原焼、高取焼、国の重要文化財に指定されている岩屋神社、日本棚田百選に指定された竹地区の棚田、樹齢600余年ともいわれる行者杉(ぎょうじゃすぎ)など、自然、歴史、文化と地域固有の資源を多く保有しています。

写真:ゲンジボタル 5月下旬から6月中旬にかけてゲンジボタルを観ることができます。毎年6月第1土曜日には「ほたる祭」があります。

写真:杉の巨木群 樹齢200年から600年の杉の巨木群(375本)からなる行者杉。修験者たちの修行の場として古くから信仰され、林野庁主催「森の巨人たち百選」にも選ばれています。

担当より一言

今後も東峰村様の良きパートナーとしてさらなる住民サービス向上と村の活性化の支援をして参ります。


日立システムズ
中村 優太

「e-ADWORLD2/SaaS」をご採用いただき、東峰村様の課題解決に大きく貢献できたことを非常にうれしく思います。本システムを導入いただけたのは、お客さまと課題を共有し、お客さまと一緒になって知恵を出し合い、最良の解決策を見いだすことができたからだと考えております。今後も東峰村様の良きパートナーとしてさらなる住民サービス向上と村の活性化の支援をして参ります。

インタビュー時に頂戴した温かいお言葉を、より良い形で実現できるように、今後も東峰村様のお手伝いをさせていただきたいと思います。

今回の取材にご協力いただいたお客さま

福岡県東峰村
村長 倉秀信氏
副村長 井上一徳氏
総務課 課長 泉和隆氏
総務課 課長補佐 日野正氏
総務課 熊谷貴範 氏
総務課 熊谷英一郎氏

ご協力ありがとうございました。
2013年1月16日取材
本事例に記載の情報は取材日時点のものであり、閲覧される時点では変更されていることをご了承ください。

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