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株式会社日立システムズ

神奈川県町村情報システム共同事業組合様

電子自治体ソリューション「e-ADWORLD2/SaaS」

お知らせ

2013年11月、日立グループが開発・販売している自治体向けシステムのブランド統合に伴い、「電子自治体ソリューション e-ADWORLD2(イーアドワールドツー)」は、「日立 自治体ソリューション ADWORLD(アドワールド)」に統合いたしました。
※本事例に記載の商品情報は初掲載時のものです。

14町村の情報システム共同化により、システム運用費を43%削減

写真:神奈川県町村情報システム共同事業組合様

お客様の声

システムの要件カバー率に加えて、マネジメントの部分も具体的にご提案いただき、安心してお任せできると感じました。

導入前の課題
導入後の効果
大幅な法改正に伴う情報システムの改修・開発が相次ぎ、神奈川県内の14町村における財政を圧迫していた。
「e-ADWORLD2/SaaS」を共同利用することで、システム運用にかかる費用を43%削減。
システム改修の機会が増えたことで、システムの管理・運用における担当者の負担が大きくなっていた。
SaaS型サービスの採用により、システム管理・運用にかかる職員の負担軽減に期待。
これまでは各町村で業務の方法が異なり、住民サービスにばらつきがあった。
高いレベルで各町村の業務を標準化できたことで、住民サービスのさらなる向上に期待。

神奈川県内の14町村で利用されている行政情報システムの共同化事業を推進し、各町村の行政サービスの一層の向上と、効率的な行財政運営への寄与を目的として活動している神奈川県町村情報システム共同事業組合様。同組合がシステム共同化の基盤として電子自治体ソリューション「e-ADWORLD2/SaaS」を採用した経緯とその効果について、各自治体のまとめ役である神奈川県町村情報システム共同事業組合 主査の國友勝成氏と、現場に近い立場でシステム共同化を推進した神奈川県足柄上郡山北町 企画財政課 参事兼課長の山崎佐俊氏にお話を伺いました。

導入の目的

法改正に伴うシステム改修が相次ぎ、各町村の財政を圧迫していた

神奈川県町村情報システム共同事業組合様が抱えていた課題

  • 法改正によるシステム改修が頻発し、各町村の財政を大きく圧迫していた。
    また、管理・運用にかかる担当者の負担が大きくなっていた。

神奈川県の各町村が、システム共同化を進めてきた経緯を教えていただけますか?

5年ほど前から介護・福祉関係の法改正に伴うシステム改修が相次いで発生し、各町村の費用負担が大きくなっていました。この状況を受けて、14町村の首長が集まる神奈川県町村会で、情報システムの改修・開発にかかる費用を抑制するための施策を検討することを決めました。そして、先進事例の調査や現地視察などを積極的に行った結果、システム共同化なら費用を抑制できそうだという結論に至ったのです。(國友氏)

財政面のほかに、改善すべき点はございましたか?

町村のシステム担当者にとって、改修のたびに業務に合わせたカスタマイズ要件を定義したり、システムを管理・運用したりすることは大きな負担でした。このような現場の職員の負担を軽減するためにも、システム共同化は効果がありそうだと考えていました。(國友氏)

今回、システム共同化を進めていく上で、 14団体の首長たちの考えが一貫してブレませんでした。結果、トップダウンの形で終始押し進めたことが、各町村の考えを1つに結集しなくてはならなかった本プロジェクトの、大きな推進力となりました。(山崎氏)


神奈川県町村情報システム共同事業組合
主査 國友勝成氏

選定のポイント

46業務3,486項目の要件をパッケージで96%カバーできる対応力を評価

日立システムズを選択したポイント

  • 要求した46業務3,486項目の要件を、 「e-ADWORLD2/SaaS」は96%カバーしていた。
  • 全体のマネジメントや運用支援についても具体的な提案があり、安心できた。
  • デモンストレーション評価を実施した際、現場の担当者からの評価が一番高かった。


神奈川県足柄上郡山北町
企画財政課 参事 兼 課長 山崎佐俊氏

各町村が共同で利用するシステムとして、どのようなものをお考えだったのですか?

やはり共同で利用しますので、なるべくカスタマイズの必要性が少ないパッケージを選びたいと考えていました。また、システムの構築から運用まで、全体のマネジメントや運用支援をトータルで提供できるかどうか、ベンダーの総合力についても重視していました。(國友氏)

どのような理由から「e-ADWORLD2」を選定されたのですか?

各町村のシステム担当者の意見をまとめた46業務3,486項目の要件のうち、96%をカバーしていたこと。そして、全体のマネジメントや運用支援についても具体的にご提案いただき、安心してお任せできると感じました。(國友氏)

私たちは実際、システムに触れる機会が多い現場の担当者の意見も尊重したいと考えていました。そこで、各ベンダーにデモを行っていただき、各町村のシステム担当者が3点ずつ持って加点する方式で評価しました。結果、画面が分かりやすいといった高評価の声が多かったのは「e-ADWORLD2/SaaS」でした。(山崎氏)

システム導入効果

14町村全体のシステム運用費用について、約43%の削減に成功

導入サービスの内容と効果

  • SaaS型サービスの採用で、運用費の約43%削減を実現した。
  • 各町村における業務の標準化により、住民サービスのさらなる品質向上が期待できる。

14町村でのシステム共同利用は、どのような形で行われるのでしょうか?

既存システムのリース期間が残っているため、寒川町はこのタイミングでは参加しません。まずは13町村で、システムの共同利用を開始します。(山崎氏)

各町村の住民情報や税業務といった基幹業務システムを、日立システムズのデータセンタに集約して、SaaS型サービスとして共同利用します。また、現行システムのリース終了期間が各町村で異なるため、3つのグループに分けて段階的に新システムの利用を開始する予定で、第1グループは2011年10月から運用を開始します。今後は業務別に、保有するデータ量や人口などによって算出した定額料金を負担すれば、いつからでもこのシステムを利用できるようにしていく予定です。(國友氏)

財政面の削減効果としては、どのくらいの効果を見込んでいるのですか?

14町村の5年間のシステム運用費に43億円がかかっていましたが、今回のシステム共同化により、約24億円まで削減できる見通しです。計算すると、約43%の削減につながります。 (國友氏)

ほかにはどのような効果を期待していますか?

今回、システムの共同化によって業務の標準化が実現できます。これまでは、町村によって業務の方法が異なり、住民サービスにばらつきがありましたが、今後は高いレベルで業務を標準化できるので、住民サービスの向上に期待しています。また、今回のシステム共同化によって、各町村間の横のつながりができました。何か困ったときにも、ほかの町村の担当者に連絡するなど、業務効率化にも効果があると考えています。(山崎氏)

データセンタを利用するということで、安全面の強化はもちろんのこと、万が一の災害時にも素早い復旧が可能になるのではないかと考えています。(山崎氏)

図:システムイメージ図

今後の展望

コンビニ交付など、新しい住民サービスにも取り組みたい

予定している今後の方針

  • コンビニ収納やコンビニ交付など、新しいことにも取り組みたい。
  • システム担当者を別業務で活かすなど、人件費の抑制により財政面の効果を高めたい。

今後の展望について、教えていただけますか?

今回、システムの共同化ができたことで、今後例えばコンビニ収納をはじめとするマルチペイメント、コンビニでの住民票発行などに、複数の町村でまとまって取り組むことができるようになります。それぞれの費用負担が軽くなりますので、新しい取り組みを始めやすくなるのではないかと思います。また、他の市町村にも共同利用への参加を呼びかけ、より一層の割り勘効果による費用削減につなげられたらと期待しています。(國友氏)

システム保守面での負担が減ったことで、システム担当者を別の業務で活かす、といったこともでき、人材の有効活用による業務の効率化を行えるのではないかと期待しています。 (山崎氏)

今後、日立システムズには、どのようなことを求めますか?

私はシステムを選定する際、最終的には担当の人間が信頼できるかどうかが大切だと思っています。日立システムズとの付き合いは15年以上にもなりますが、その間仕事が取れなくてもずっと顔を出していてくれました。そんな部分を高く評価していたのです。日立システムズには今後も引き続き、同様のお付き合いを期待しています。 (山崎氏)

お客様の概要

神奈川県町村情報システム共同事業組合

設立
2011(平成23)年4月1日
所在地
神奈川県横浜市中区山下町75 神奈川自治会館4階
URL
http://www.c2-kanagawa.jp/system/index_s.html

神奈川県町村情報システム共同事業組合様は、住民記録、税、福祉、財務会計など、町村のさまざまな業務を行うために欠かせない情報システムの共同化を推進し、町村の負荷を軽減し、情報セキュリティの確保と住民サービスの向上を図ることに努めています。

町村名をクリックすると、その町村の紹介ページが開きます。
神奈川県内の全町村である14町村(葉山町、寒川町、大磯町、二宮町、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町、愛川町、清川村)で構成されています。

山北町愛川町清川村松田町開成町大井町中井町二宮町大磯町寒川町葉山町箱根町湯河原町真鶴町

担当より一言

充実したサービスをご提供し、良きパートナーとして、ご支援させていただきます。


日立システムズ
髙木正幸


日立システムズ
渡辺正人

今回、神奈川県町村情報システム共同事業組合様の事業目的を踏まえ、電子自治体ソリューション「e-ADWORLD2/SaaS」を提案し、ご採用いただけたことを大変光栄に思っております。

また、神奈川県町村情報システム共同事業組合様にて46業務と多岐にわたる業務システムをご利用いただきますが、豊富なラインアップを有し、高品質で実用性の高い「e-ADWORLD2/SaaS」をご提供させていただくことで、すべての自治体様に対して、住民サービスを向上させる行政サービスの実現に向けたお役立ちができるものと考えております。

今後もお客様の期待に応えるべく、さらに高い品質とより充実したサービスをご提供し、良きパートナーとして、ご支援させていただきます。

今回の取材にご協力いただいたお客様

神奈川県町村情報システム共同事業組合
主査 國友勝成氏

神奈川県足柄上郡山北町
企画財政課 参事 兼 課長 山崎佐俊氏

ご協力ありがとうございました。
2011年6月掲載
本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

日立電子サービスと日立情報システムズは、2011年10月1日に合併し、株式会社日立システムズに社名を変更いたしました。
掲載の情報は当時の社名を現在の社名に置き換えていますのでご了承ください。

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